2017年01月10日
サイト分類アルゴリズム バージョンアップのお知らせ。Webサイトを435カテゴリに自動分類
分析精度向上のため、Webサイトの分類アルゴリズムを更新・リリースしました。
Juicerに登録された全てのWebサイトに自動で反映されます。
これまでの分類アルゴリズムでは、Webサイトの規模感を考慮していなかったため、大手サイトと地域密着の小規模なサイト(例としてスーモ(http://suumo.jp/)と地域密着賃貸不動産)が同じ業種・業態に扱われ、平均値/中央値などの値が参考になりにくいという問題がありました。
今回のモデルでは、上記問題を解決すると同時に、
1. 【業界判定】メッシュを細かく
2. 【サイト形態判定】情報メディアとアフィリエイトサイトを判定できるように
3. 【トラフィック判定】より自社に近いサイトと比較できるように
といった改善を行った結果、国内の業種・業界を87に分類し、さらにページビュー数により5段階に分類、計435カテゴリとしました。
1. 業界判定
サイト内に含まれるテキストの内容から「何についてのサイトか」を自動判定し、87の業種に分類しています。下記がJuicerで判定される業種・業態の一例です。
・飲食 | ・金融 |
・士業 | ・不動産 |
・インフラ | ・冠婚葬祭 |
・IT関連 | ・旅行・宿泊 |
・美容・健康 | ・介護・福祉 |
・政治・社会 | ・就職・転職 |
・ファッション | ・趣味・スポーツ |
・学問・勉強・教育 | ・生活用品・暮らし |
2. サイト形態判定
たとえば、「飲食」についてのサイトでも、実店舗への来店を促す居酒屋のサイトと、購入まで可能なネットスーパーのサイトではサイトの目的が異なります。
Juicerでは、サイト内の決済(EC)機能の有無や広告収入の有無(アフィリエイトを行っているか)など、サイトのパフォーマンスに影響を与える運営形態の違いも考慮しています。
3. トラフィック判定
たとえば「直帰率を下げる」ことの難易度は、広告流入を強化している大規模サイトと、自然検索がメインの中規模サイトでは異なるでしょう。より参考にしていただきやすい業界分析機能の提供目指し、Juicerではサイトのトラフィック(pv)を基準に登録サイトを5つに分類しています。
Juicerにご登録いただいているWebサイトは、上記のロジックで435カテゴリにマッピングされ、業界平均値など様々な情報提供の基盤になります。
ちなみにJuicerは・・・
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今後ともWeb担当者・広告代理店・製作会社の方々がより使いやすいサービスを目指して、日々改善に取り組んで参ります。引き続きよろしくお願いいたします。