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2016年04月15日

A/Bテストですぐに試せる!コンバージョンボタン最適化の3つの改善ポイント

購入、資料請求、会員登録…
業種業態を問わず、ほとんどのサイトに必ず存在する「コンバージョンボタン」。

コンバージョンまで後少しのユーザーが、コンバージョンボタンが理由でWebサイトを離れてしまったら…とてももったいないですよね。

今回は、少しの工夫でコンバージョンボタンの改善が見込める、3つのポイントをご紹介します。

 

1. その「単語」、伝わってます?

限られたスペースの中で、簡潔にその役割を伝えなければならないボタンの上のラベリング。その制約に気を取られ、ユーザーにとって分かりにくい表現になっているケースをしばしば目にします。

よく見られるのは以下のようなケースです。

・業界内でのみ浸透している専門用語を使っている
例)アルファベットの略称など
自社の顧客が使っている言葉選びを日頃から観察しておき、ユーザーが使う言葉を使うようにしましょう。

・人によってイメージするものが違う抽象的な単語を使っている  
例)カタログ、パンフレット、申込書をすべて「資料」と呼んでいる
単に「資料」と言われるよりも、具体的な単語の方がイメージしやすく、安心感があります。また、より高級感やお得感のある言葉選びの方が、ユーザーの興味を刺激する効果も狙えます。

「自分たちにとっては当たり前の単語だが、ユーザーにとっては耳慣れない言葉かもしれない」という、ユーザーの視点で、いまいちど言葉遣いを見直してみましょう。

 


2. ちょっとした「クリックできそう」感を演出する

クリック率が低い理由の一つに「そもそもクリックできる箇所だと認識されていない」という場合があります。

特に、2013年頃から流行しはじめたフラットデザインを採用しているサイトでは、立体的な凹凸が少なく「クリックできそう」という手がかりが少ないこともしばしばです。
あなたのサイトにも、本当はボタンなのにユーザーが見逃してしまうことでクリック率が下がっているボタンがあるかもしれません。

こうした場合、ユーザーが伝統的に「クリックできる」と学習している手がかりを加えることで、クリック率が改善する場合があります。

伝統的な手がかりとは、たとえば、
・テキストに下線がついている
・テキストが青い字体で書かれている
などのことです。

立体的に浮き出たボタンのデザインを作るのは大変ですが、このようなちょっとした工夫ならすぐに取り入れられそうですね。

 


3. 直接的なコンバージョンから一歩距離を取る

予約ボタンや登録ボタンなど、サイトのコンバージョンに直接結びつくボタンを分かりやすく、見つけやすくしておくことは鉄則です。

しかし、ボタンの上のラベルについては、直接的なコピーがかえってユーザーの不安をあおってしまう場合があるようです。
じっくり検討したい、もっと情報を調べてから決断したいユーザーにとって、「予約する」「申し込む」などのコンバージョンに直結するラベルは、クリックすることをためらう原因となる可能性があります。

こういった場合、サイトのコンバージョンに対し、1〜2つくらい手前のステップをラベルに表記することで改善できるかもしれません。
たとえば、下記のようなフローのホテル予約サイトの場合、

1. 空室やプランを検索する
2. 詳細な内容を確認する
3. 予約する

「部屋を予約する」より「空室・プランを検索する」の方がユーザーの抵抗感は少ないでしょう。クリックして遷移した先で、詳細な情報を検討してもらうことを検討しましょう。

 

まとめ

今回ご紹介したポイントは、テキストやその周辺にちょっとした工夫を加えることで実現でき、複雑なデザインやテクニックを必要としないものばかりです。
JuicerのA/Bテスト機能を使うことで、簡単にパターンを試してみることもできますので、Webサイトの改善をお考えの方はぜひお試しください。

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